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見顕
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みあらわ
ふりがな文庫
“
見顕
(
みあらわ
)” の例文
旧字:
見顯
せっかくここまで来て
見顕
(
みあらわ
)
されるような事があってはならない。よほど用心しなければならんという考えを持ちました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
日本人の家だと
贋物
(
にせもの
)
と
見顕
(
みあらわ
)
されるまでは一年でも二年でも悪い品物を売付けて儲かる儲かると悦んでいます。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
胸をドキドキさせて、遠くの方から
眺
(
ながめ
)
ていると、男は、正体を
見顕
(
みあらわ
)
された妖怪の様に、非常に慌てて、まるで風にさらわれでもした様に、向うの闇と群集の中にまぎれ込んでしまった。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それが
上杉謙信
(
うえすぎけんしん
)
の
小荷駄方
(
こにだがた
)
に紛れ入って、信州甲州或は関東地方にまで出掛け、
掠奪
(
りゃくだつ
)
に掛けては人後に落ちなかったが、余りに露骨に遣り過ぎたので、
鬼小島弥太郎
(
おにこじまやたろう
)
に
見顕
(
みあらわ
)
されて殺されたという。
怪異黒姫おろし
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
顕
常用漢字
中学
部首:⾴
18画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当