見放みさ)” の例文
戯曲においては、同じ足ならしの一幕物若干が成ったのみで、三幕以上の作はいたずらに見放みさくる山たるにとどまった。
なかじきり (新字新仮名) / 森鴎外(著)
味酒うまざけ三輪の山、青丹あをによし奈良の山の、山のまにい隠るまで、道のくまつもるまでに、つばらにも見つつ行かむを、しばしばも見放みさけむ山を、心なく雲の、かくさふべしや」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)