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見憶
ふりがな文庫
“見憶”の読み方と例文
読み方
割合
みおぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みおぼ
(逆引き)
それは少年の頃からよく散歩して
見憶
(
みおぼ
)
えている景色だが、正三には、頭上にかぶさる星空が、ふと野戦のありさまを想像さすのだった。
壊滅の序曲
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
なだらかな小丘の
裾
(
すそ
)
、ひょろ長い一本の松に
見憶
(
みおぼ
)
えのある丘の裾をまわりかけて、突然、彼は化石したように足をとめた。
夏の葬列
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
確かに
見憶
(
みおぼ
)
えのある道具だが、どうしてもその名前が思出せぬし、その
用途
(
ようと
)
も思い当らない。老人はその家の主人に
尋
(
たず
)
ねた。それは何と呼ぶ品物で、また何に用いるのかと。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
見憶(みおぼ)の例文をもっと
(8作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
憶
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見憶”のふりがなが多い著者
原民喜
山川方夫
中島敦