“見惨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みじめ80.0%
みじ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疲れてもやめえぬ戦いを持続しながら、㷀然けいぜんとしてひとりその間に老ゆるものは、見惨みじめと評するよりほかに評しようがない。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
孔乙己はとても見惨みじめな様子で仰向いて答えた。
孔乙己 (新字新仮名) / 魯迅(著)
人間の罪悪と見惨みじめを見ない花野ではなくなったか——と、憮然ぶぜんとしてしまった。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)