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見惨
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みじめ
ふりがな文庫
“
見惨
(
みじめ
)” の例文
疲れてもやめえぬ戦いを持続しながら、
㷀然
(
けいぜん
)
として
独
(
ひと
)
りその間に老ゆるものは、
見惨
(
みじめ
)
と評するよりほかに評しようがない。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
孔乙己はとても
見惨
(
みじめ
)
な様子で仰向いて答えた。
孔乙己
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
恐れてはまた攫もうとする青年は一層
見惨
(
みじめ
)
に違あるまいと考えながら、腹の中で暗に同情の涙を彼のために
濺
(
そそ
)
いだ。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうしてその悲劇のどんなに先生にとって
見惨
(
みじめ
)
なものであるかは相手の奥さんにまるで知れていなかった。奥さんは今でもそれを知らずにいる。先生はそれを奥さんに隠して死んだ。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
惨
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当