覇氣はき)” の例文
新字:覇気
眼の細い、鼻の大きい、顎の張つた、充分實直らしい男ですが、そのかはり若さも覇氣はきも消耗し盡した、どちらかと言へばみにくい男です。
精力せいりよくはある、覇氣はきはある、酒はける、女には眼が無い、ひらツたく謂ツたら頑固な利かぬ氣のじいさんで、別の言で謂つたら身分の高い野蠻人やばんじんである。其のくせ馬鹿に體面たいめん血統けつとうを重んじて。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)