“西芳寺”の読み方と例文
読み方割合
さいはうじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西芳寺さいはうじは苔寺ともいはれる程、苔が庭を隙間なくたたみ込んで、いまは冬どきの庭の骨を見るばかりであるが、厚い苔が深々と少しさびれを見せて一面に生えてゐた。
京洛日記 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)