“西福寺”の読み方と例文
読み方割合
さいふくじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勝三郎はついで明治二十九年二月五日に歿した。年は七十七であった。法諡ほうし花菱院照誉東成信士かりょういんしょうよとうせいしんしという。東成はそのいみなである。墓は浅草蔵前くらまえ西福寺さいふくじ真行院しんぎょういんにある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「十日。晴。夜雨やう。今朝御出棺。西福寺さいふくじ自拝罷出じはいまかりいづ。」正寧のはうむりである。西福寺は浅草新堀端。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)