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裾廻
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すそまわ
ふりがな文庫
“
裾廻
(
すそまわ
)” の例文
裾廻
(
すそまわ
)
しも要れば裏地も要るのであるが、裾廻しには、叔母の持ち合わせの古い
鼠色
(
ねずみいろ
)
の切れをつけてくれ、
袖口
(
そでぐち
)
の
黒襦子
(
くろじゅす
)
も有り合わせのものを恵んでくれた。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
勿論
(
もちろん
)
裾廻
(
すそまわ
)
しだけをつけたもので、羽織が寒さも救えば恥をも救い隠したのである。そうしても師の
許
(
もと
)
へ顔をだす事を
怠
(
おこた
)
らなかったわけは、
他
(
ほか
)
にもあるのであった。
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
あさ子
裾廻
(
すそまわ
)
しんところ。
みごとな女
(新字新仮名)
/
森本薫
(著)
裾
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“裾”で始まる語句
裾
裾野
裾模様
裾短
裾長
裾捌
裾前
裾分
裾端折
裾濃