“表街”の読み方と例文
読み方割合
おもてまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
表街おもてまちの人道にてこそすなをもけ、すきをも揮へ、クロステル街のあたりは凸凹とつあふ坎坷かんかの処は見ゆめれど、表のみは一面に氷りて、朝に戸を開けば飢ゑこゞえし雀の落ちて死にたるも哀れなり。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
表街おもてまちの人道にてこそすなをもけ、すきをもふるえ、クロステル街のあたりは凸凹坎坷とつおうかんかのところは見ゆめれど、表のみは一面に氷りて、あしたに戸を開けば飢えこごえしすずめの落ちて死にたるも哀れなり。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)