“行住座臥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうじゅうざが80.0%
こうじゅうざが20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室のまんなかに座を占めたところに、行住座臥ぎょうじゅうざがをもいやしくしない、普通ただならぬ武道のたしなみが読まれた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
むしろ行住座臥ぎょうじゅうざがが念仏の中に在るともいうべきで、百万遍ひゃくまんべんはおろか、無辺際むへんざいの念仏であります。しかしそれは数のことではなく、ただの繰返しではありません。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
李はしばしば催してかつて遂げぬ欲望のために、徒らに精神を銷磨しょうまして、行住座臥こうじゅうざがの間、恍惚こうこつとして失する所あるが如くになった。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)