“座臥”の読み方と例文
読み方割合
ざが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欣々夫人の座臥ざが居住の派手さを、婦人雑誌の口絵で新聞で、三日にあかず見聞みききしているわたしたちでも、やや、その仰々しい姿態ポーズに足をとどめた。
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
またクララ・キンベル・ヤングやロンチャニーも好愛し、五月信子や筑波雪子の写真も座臥ざがに用意して喜べる。
亡び行く江戸趣味 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
日常座臥ざが、われわれの生活に芝居はついてまわる。料理屋の料理は、料理の芝居であるというわたしの考えは、強いてはそこまで行かずにはおかないのである。
料理芝居 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)