“血暈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちじみ50.0%
ちのみち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに迂濶うっかりするとひどい損をします。なにしろこの通り泥だらけで来るんですから、すっかり仕上げて見ないうちは、傷があるか血暈ちじみがあるか能く判りません。
半七捕物帳:04 湯屋の二階 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
後の證據しようことして下し置れしが澤の井儀はもと佐渡さど出生しゆつしやうの者故老母諸共生國佐州へかへり間もなく御安産なりしが産後さんご血暈ちのみちにて肥立ひだちかね澤の井樣には相果られ其後は老母らうぼの手にて養育やういく申上しが又候老母も病氣にて若君の御養育やういく相屆あひとゞかず即は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)