“蝶結”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうむす66.7%
ちょうむすび33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と長安（ながやす）は、そういわれてなにげなく解（と）いてみると、懐紙（かいし）をさいて蝶結（ちょうむす）びにでもしたような紙片（しへん）。
神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
蝶結（ちょうむす）びにするのがいいこと、靴はエナメルにすべきだけれど、それがなければ普通の黒の短靴にすること、赤皮は正式に外れていること、靴下もほんとうは絹がいいのだが
痴人の愛 (新字新仮名) ／ 谷崎潤一郎(著)
紺地（こんじ）二重ボタンの背広に蝶結（ちょうむすび）のネキタイ。年の頃は三十五、六。
つゆのあとさき (新字新仮名) ／ 永井荷風(著)