“虚蒼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおぞら50.0%
あそぞら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人の歩行(ある)いた路ともなく、夜の色さへ埋み消したが、見る/\垣を桓(だわ)り軒を吹き廂を掠め、梢を鳴らし、一陣忽ち虚蒼(あおぞら)に拡がつて、ざつと云ふ音烈しく、丸雪は小雅を誘つて、八方十面降り乱れて
下町歳事記 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
軒を吹き、廂を掠(かす)め、梢を鳴らし、一陣たちまち虚蒼(あそぞら)に拡がって、ざっという音烈(はげ)しく、丸雪は小雪を誘って、八方十面降り乱れて、静々(しずしず)と落ちて来た。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)