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『下町歳事記』
ふりがな文庫
『
下町歳事記
(
したまちさいじき
)
』
亡くなられた泉鏡花先生のお作の中でも、「註文帳」は当然代表作の一つに数へていいものだらう。殊に雪もやひの日の鏡研ぎ五助の家のただずまひ、雪明りの夜の吉原の撥橋、おなじ雪の夜更けの紅梅屋敷——情が、姿が、廓の景色が、マザマザ手に取るやうに浮か …
著者
正岡容
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
主
(
あるじ
)
命名
(
なづ
)
桓
(
だわ
)
色
(
しき
)
緋
(
あか
)
眉目
(
みめ
)
鴃舌
(
げきぜつ
)
三囲
(
みめぐり
)
談
(
はなし
)
虚蒼
(
あおぞら
)
舎人
(
とねり
)
糝粉
(
しんこ
)
白銀
(
しろがね
)
生死
(
いきしに
)
猪牙
(
ちょき
)
注連
(
しめ
)
歩行
(
ある
)
椹
(
さわら
)
撥橋
(
はねばし
)
手掬
(
てずく
)