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藺
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いぐさ
ふりがな文庫
“
藺
(
いぐさ
)” の例文
この県で力を入れたものに「
花莚
(
はなむしろ
)
」があります。浅口郡
西阿知
(
にしあち
)
が本場であります。
彩
(
いろどり
)
と模様のある
茣蓙
(
ござ
)
で、
藺
(
いぐさ
)
の
茎
(
くき
)
を材料にしたものであります。
織方
(
おりかた
)
で色々な
縞
(
しま
)
を出します。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
みんなはその蛇の首のまはりを
藺
(
いぐさ
)
でもつて
縊
(
くび
)
つてゐるのです。僕が通りかゝると、皆なが呼んだんです。蛇はその口から、黒くて、尖つた、軟かいやうな変なものを飛び出さしてゐました。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
この地方は
藺
(
いぐさ
)
の産地で、水田に植えられている様も、土地の一風景であります。畳は日本の生活になくてならないものでありますから、
売捌
(
うりさば
)
く先も手広く、大きな産額に上ります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“藺(イグサ)”の解説
イグサ(藺草、イ草、Juncus decipiens)は、単子葉植物イグサ科の植物である。標準和名はイ(藺。「イグサ」を使うこともある)。最も短い標準和名としても知られている。別名:トウシンソウ(燈芯草)。畳表を作るのに使われる。俳句では夏(仲夏)の季語とされる。
(出典:Wikipedia)
藺
漢検1級
部首:⾋
19画
“藺”を含む語句
藺草
藺笠
綾藺笠
藺席
藺莚
太藺
藺筵
藺相如
藺編
馬藺
青藺
青太藺
藺金剛
藺蓆
大藺草
藺草履
平藺笠
藺仁
沼藺
藺笠姿
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