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太藺
ふりがな文庫
“太藺”の読み方と例文
読み方
割合
ふとい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふとい
(逆引き)
後の泉を包んだ岩の上には、まだ
凋
(
しお
)
れぬ
太藺
(
ふとい
)
の花が、水甕の破片とともに踏みにじられて残っていた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
七つ八つの金魚は静まり返って、藻や
太藺
(
ふとい
)
が風の狼藉の跡に踏みしだかれていた。耳に立つ音としては水の雫の
滴
(
したた
)
る音がするばかりで、他に何の異状もないように思われた。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
太藺(ふとい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“太藺(フトイ)”の解説
フトイ(太藺、Schoenoplectus tabernaemontani (C.C.Gmel.) Palla)とはイグサに近い姿のカヤツリグサ科の植物である。
「フトイ」という名前は「太い」ではなく「太藺」、つまり「太い藺草」の意味である。実際にはイグサ科ではなく、カヤツリグサ科フトイ属に属する。ただし、その姿はさほどイグサに似ている訳ではない。古名は「ツクモ」(九十九)。
日本全土に分布する。
(出典:Wikipedia)
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
藺
漢検1級
部首:⾋
19画
“太”で始まる語句
太
太陽
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太郎
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