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藪枯
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やぶから
ふりがな文庫
“
藪枯
(
やぶから
)” の例文
何故
(
なぜ
)
というに崖には野笹や
芒
(
すすき
)
に
交
(
まじ
)
って
薊
(
あざみ
)
、
藪枯
(
やぶから
)
しを始めありとあらゆる雑草の繁茂した間から場所によると清水が湧いたり、
下水
(
したみず
)
が谷川のように
潺々
(
せんせん
)
と音して流れたりしている処がある。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
部屋数も多いし
厩
(
うまや
)
もある。庭も五百坪ばかりの広さだが、樹という樹は遠慮もなく枝をひろげ、それへ
藪枯
(
やぶから
)
しだの
刺草
(
いらくさ
)
だのがむやみに絡み繁って、さながら
欝蒼
(
うっそう
)
たる密林の観を呈している。
風流化物屋敷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“藪枯(ヤブガラシ)”の解説
ヤブガラシ(薮枯・藪枯・藪枯らし・烏蘞苺、学名: Causonis japonica)は、ブドウ科ヤブカラシ属(ヤブガラシ属)の一種である。つる植物で、日本ではよく見かける雑草である。標準和名はヤブカラシ。別名ビンボウカズラ、ヤブタオシともよばれる。
(出典:Wikipedia)
藪
漢検準1級
部首:⾋
18画
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“藪”で始まる語句
藪
藪蚊
藪入
藪鶯
藪蛇
藪畳
藪蔭
藪原
藪睨
藪地