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薬罎
ふりがな文庫
“薬罎”の読み方と例文
読み方
割合
くすりびん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くすりびん
(逆引き)
枕元には
薬罎
(
くすりびん
)
や検温器と一しょに、小さな朝顔の鉢があって、しおらしい
瑠璃
(
るり
)
色の花が咲いていますから、
大方
(
おおかた
)
まだ朝の内なのでしょう。
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しかし、そこにはピロカルピンの
薬罎
(
くすりびん
)
はあっても、それにはどこぞと云って、手を付けたらしい形跡はなかった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
こういう風で十日ばかり
経
(
た
)
った。或日細川は学校を終えて四時頃、丘の
麓
(
ふもと
)
を例の如く物思に沈みつつ帰って来ると、倉蔵に
出遇
(
であ
)
った。倉蔵は手に
薬罎
(
くすりびん
)
を持ていた。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
薬罎(くすりびん)の例文をもっと
(6作品)
見る
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
罎
漢検1級
部首:⽸
22画
“薬”で始まる語句
薬
薬研
薬鑵
薬罐
薬研堀
薬師
薬餌
薬売
薬缶
薬屋
“薬罎”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
国木田独歩
北原白秋
堀辰雄
芥川竜之介