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薪炭
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まきすみ
ふりがな文庫
“
薪炭
(
まきすみ
)” の例文
瓦斯なるために
薪炭
(
まきすみ
)
の置場を要せず、
烟突
(
えんとつ
)
を要せず、鍋釜の底の
煤
(
すす
)
に汚れる
憂
(
うれい
)
もなく、急を要する時もマッチ一本にて自在の火力を
得
(
う
)
べし。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
薪炭
(
まきすみ
)
等に至るまで残らず他村より買い入れ取り用い候儀につき、至って助成薄く、毎年借財相かさみ、難渋罷りあり候。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
与平はうるさく「もっと炉の側へ寄れ」とすすめるが、栄二は戸納の前から動こうとはしなかった。役所から支給される
薪炭
(
まきすみ
)
だけでは不足なので、あとは人足たちが銭を出しあって買いたしている。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
気長
(
きなが
)
に
金子
(
かね
)
にして、やがて船一
艘
(
そう
)
、
古物
(
ふるもの
)
を買い込んで、海から
薪炭
(
まきすみ
)
の荷を廻し、
追々
(
おいおい
)
材木へ手を出しかけ、船の数も七艘までに仕上げた時、すっぱりと売物に出して、さて、地面を買う、店を拡げる
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“薪炭”の意味
《名詞》
薪と炭。
燃料。
(出典:Wiktionary)
薪
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
“薪炭”で始まる語句
薪炭商
薪炭屋
薪炭料
薪炭用
薪炭菜肉
薪炭材料等