トップ
>
薄端
ふりがな文庫
“薄端”の読み方と例文
読み方
割合
うすばた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすばた
(逆引き)
それから見れば別に不似合でもなく、畳敷きの上手の半間の置床には、青銅の
薄端
(
うすばた
)
に水仙の花の一茎がすっきりと活けてある。
変る
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
顔に
淡
(
うす
)
く白粉などを塗って、髪も綺麗に
撫
(
な
)
でつけ、神棚に
榊
(
さかき
)
をあげたり、座敷の
薄端
(
うすばた
)
の
花活
(
はないけ
)
に花を活けかえなどした。お庄はそんな手伝いをしながら、昼ごろまでずるずるにいた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
薄端
(
うすばた
)
へ揷けた馬蘭に埃が白くたまっていたのがはっきりと印象に残っている。
復活祭
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
薄端(うすばた)の例文をもっと
(4作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“薄”で始まる語句
薄
薄暗
薄紅
薄明
薄暮
薄縁
薄荷
薄闇
薄汚
薄氷
検索の候補
端薄
“薄端”のふりがなが多い著者
徳田秋声
谷崎潤一郎
久生十蘭
豊島与志雄