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葱畠
ふりがな文庫
“葱畠”の読み方と例文
読み方
割合
ねぎばたけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねぎばたけ
(逆引き)
御茶漬
後
(
すぎ
)
(昼飯後)は殊更
温暖
(
あたゝか
)
く、日の光が裏庭の
葱畠
(
ねぎばたけ
)
から
南瓜
(
かぼちや
)
を乾し並べた縁側へ射し込んで、いかにも
長閑
(
のどか
)
な思をさせる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
が、ぼんやり気がついて見ると、いつか家の
後
(
うし
)
ろにある
葱畠
(
ねぎばたけ
)
の前にしゃがんだまま、せっせと葱に火をつけていた。のみならずわたしのマッチの箱もいつかあらまし
空
(
から
)
になっていた。
夢
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
垣根の傍に花を
啄
(
つ
)
んでいた鶏は、この物音に驚いて舞起つもあれば、鳴いて垣根の下を
潜
(
もぐ
)
るもあり、手桶の水は
葱畠
(
ねぎばたけ
)
の方へ流れて行きました。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
葱畠(ねぎばたけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
葱
漢検準1級
部首:⾋
12画
畠
漢検準1級
部首:⽥
10画
“葱”で始まる語句
葱
葱畑
葱嶺
葱鮪
葱々
葱売
葱平
葱苗
葱臭
葱色
“葱畠”のふりがなが多い著者
島崎藤村
芥川竜之介