“葱々”の読み方と例文
読み方割合
そうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三春の花香鳥語における、中秋の清風明月における、夏木の葱々そうそうたる、冬雪の皚々がいがいたる、一つとして美かつ妙ならざるなし。
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
春花秋月、夏山の葱々そうそうたる、冬雪の皚々がいがいたる、これをみるものみな、その好風景に感ぜざるはなし。心神を養うの術、これをもって最も便なりとす。しかるに、風景は常に一様なるあたわず。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)