菅谷すがや)” の例文
信長からのお迎えとして、ここまで人数をひいて出向いていた名代役は、林佐渡、滝川一益かずます菅谷すがや九郎右衛門の三重臣であった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その他比企ひき菅谷すがや村大字大蔵の堀ノ内は、帯刀先生源義賢たてわきせんじょうみなもとよしかたの住んでいたいわゆる大蔵の館の跡といい、同郡玉川村大字玉川郷、北埼玉郡成田村大字上之かみの、南埼玉郡平野村井沼、同黒浜村江ヶ崎
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
警備、巡察の手配は、最もはやかった。昼の番、菅谷すがや右衛門えもん。夜の番、木下藤吉郎。ふたりが市中巡視の任に当った。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
菅谷すがや半之丞様と、早水藤左衛門様のおふた方が、おそろいでお見え遊ばしました』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)