“茶寮”の読み方と例文
読み方割合
さりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懇意な友人の新婚披露ひろうに招かれてほしおか茶寮さりょうに行った時も、着るものがないので、袴羽織ともすべて兄のを借りて間に合せた事もあった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それがしの宮の催したまひしほしおか茶寮さりょう独逸会ドイツかいに、洋行がへりの将校次をうて身の上ばなしせし時のことなりしが、こよひはおん身が物語聞くべきはずなり
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「どうやら、ここはどなたかのご茶寮さりょうのようにも思われまするが、あなたさまは?」