“苗代掘”の読み方と例文
読み方割合
なわしろほ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きっと今年は去年きょねん旱魃かんばつめ合せと、それから僕の授業料じゅぎょうりょうぐらいをってみせる。実習は今日も苗代掘なわしろほりだった。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
今年は肥料ひりょうだのすっかりぼくが考えてきっと去年のめ合せをける。実習じっしゅう苗代掘なわしろほりだった。去年の秋小さなりにしていた土をくずすだけだったから何でもなかった。教科書がたいてい来たそうだ。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)