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花叢
ふりがな文庫
“花叢”の読み方と例文
読み方
割合
はなむら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなむら
(逆引き)
また、
果
(
は
)
てなき道を歩いたことでもあろう。——私たちが旅にふと見る、名知らぬ路傍の草の
花叢
(
はなむら
)
は、そこが彼女の足が止った
最期
(
さいご
)
の地であった
墓標
(
しるし
)
かも知れない。
日本名婦伝:静御前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、紅葵の傍、向日葵の
花叢
(
はなむら
)
の中、または
戸毎
(
こごと
)
の入口の前、
背戸
(
せど
)
の外に出て、子供まじりに、毛深い男女のぽつんぽつんと佇んでいる姿を見ると、人種の血肉は争われないものだと観た。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
黄色い、安別で
花叢
(
はなむら
)
を成したあの丈高い
女郎花
(
おみなえし
)
風のも咲き乱れていた。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
花叢(はなむら)の例文をもっと
(3作品)
見る
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
叢
漢検準1級
部首:⼜
18画
“花”で始まる語句
花
花瓶
花魁
花弁
花片
花園
花崗岩
花簪
花崗石
花車
“花叢”のふりがなが多い著者
北原白秋
吉川英治