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良人
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あんた
ふりがな文庫
“
良人
(
あんた
)” の例文
「いえな、内じゃ
芸妓屋
(
げいこや
)
さんへ出前ばかりが
主
(
おも
)
ですから、ごらんの通りゆっくりじゃえな。ほんにお師匠さん
佳
(
い
)
いお声ですな。なあ、
良人
(
あんた
)
。」と、横顔で亭主を
流眄
(
ながしめ
)
。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ほんまに
良人
(
あんた
)
。
彼女
(
あれ
)
にも困り切りますがな。——
兼
(
かね
)
、
御身
(
おまえ
)
はあち
往
(
い
)
っておいで。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
妻「おや
良人
(
あんた
)
マアこんなに遅くなる訳はねえが、
何処
(
どけ
)
へ
往
(
ゆ
)
きやんした」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「そないに急に気になるなら、
良人
(
あんた
)
、ちゃと行って取って
来
(
き
)
い。」
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
妻「へえ、此の内儀さんと一緒に銭屋へ逗留していて、へえ、そうとも知らねえで、
家
(
うち
)
じゃア案じていたのに、銭屋へ泊って
此様
(
こん
)
な美くしい内儀さんと五日も逗留して
娯
(
たの
)
しんでいたんでがんすか、
良人
(
あんた
)
マア
幾歳
(
いくつ
)
になるだか」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“良人”の意味
《名詞》
良い人。
妻から見た夫。
(出典:Wiktionary)
良
常用漢字
小4
部首:⾉
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“良人”で始まる語句
良人操縱
良人宅
良人学校
良人操縦法