“自撰(じせん)” の例文
己(おれ)は君に此場を立ち退(の)いて貰(もら)ひたい。挙兵の時期が最も好(い)い。若(も)しどうすると問ふものがあつたら、お供(とも)をすると云ひ給(たま)へ。さう云つて置いて逃げるのだ。己(おれ)はゆうべ寝られぬから墓誌銘(ぼしめい)を自撰(じせん)した。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)