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自室
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へや
ふりがな文庫
“
自室
(
へや
)” の例文
見送っていた法外先生と千浪は、ほっと溜息を残してしょんぼりと、
促
(
うなが
)
し合って梯子段を、二階の
自室
(
へや
)
へ帰って行こうとしている。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
平常
(
ふだん
)
から邪険な、変った人でございますので、逆らわないに限ると思いまして、心ならずもそのまま
自室
(
へや
)
へ下って、先に
寝
(
やす
)
んだのでございます……それが、もう今朝は、こんなことになりまして……
死の快走船
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
いつものように、吉良の就寝を見て、
自室
(
へや
)
へ引きとろうとしていた糸重だった。軽くあらそった衣紋の崩れをなおして、夜着の裾のほうに、遠くすわっていた。
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
おのれは、すとんと初太郎の部屋の縁へ降り立って、帯を解いてよ、二階の干台に長く二本に掛けてあるやつをするする引き下ろしてこっそり
自室
(
へや
)
へ飛び帰ったに違えねえ。
釘抜藤吉捕物覚書:13 宙に浮く屍骸
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
自室
(
へや
)
へかつぎこまれるとまもなく、意識をとり戻したが、おのが不覚をふかく恥じるとともに、なにか考えるところがあるかして、駈けつけたお蓮様をはじめ介抱の弟子たちへ
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
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このすさまじい道場の物音に、身をふるわせて
自室
(
へや
)
につっぷしていた萩乃。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“自室”の意味
《名詞》
自室(じしつ)
自分の部屋。
(出典:Wiktionary)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“自”で始まる語句
自分
自
自然
自棄
自惚
自由
自暴
自家
自動車
自宅