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臥起
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ねお
ふりがな文庫
“
臥起
(
ねお
)” の例文
郁坊とわしの二人で
臥起
(
ねお
)
きをする場所だけあればいいのでございます、いつまでもこうして、納屋に居候をさせていたでえておいてもいいのでございますが
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
寛
(
くつろ
)
ぎの
間
(
ま
)
と名づけてあるのは、一方はこの炉ばたにつづき、一方は広い
仲
(
なか
)
の
間
(
ま
)
につづいている。吉左衛門が自分の
部屋
(
へや
)
として
臥起
(
ねお
)
きをしているのもその寛ぎの間だ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
重吉は
檀那
(
だんな
)
の杉村が来る時刻を見計らって、きわどい時まで妾宅に
臥起
(
ねお
)
きをしている。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“臥”で始まる語句
臥
臥床
臥所
臥薪嘗胆
臥龍
臥戸
臥牛
臥龍梅
臥榻
臥房