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腺病質
ふりがな文庫
“腺病質”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんびょうしつ
87.5%
せんびやうしつ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんびょうしつ
(逆引き)
門内にはいると、なるほど、
境内
(
けいだい
)
にも、墓地にも、紫陽花の樹が多い。
腺病質
(
せんびょうしつ
)
な
藍
(
あい
)
いろの花が、月の朝みたいに咲いている。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
四十四五と云うことであったが、外見も先ずそのくらいで、
痩
(
や
)
せた、小柄な、
腺病質
(
せんびょうしつ
)
らしい血色をした紳士である。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
腺病質(せんびょうしつ)の例文をもっと
(14作品)
見る
せんびやうしつ
(逆引き)
痰になつてからも父はやはり働いてゐた。僕の生れたのは父が痰になつてから後のことである。僕は小さい時は
腺病質
(
せんびやうしつ
)
でひよろひよろしてゐた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ちらりと見た顔は
頬
(
ほほ
)
の落ちた、
腺病質
(
せんびやうしつ
)
らしい細おもてである。僕はN君に話しかけた。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
腺病質(せんびやうしつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
腺
常用漢字
中学
部首:⾁
13画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“腺病”で始まる語句
腺病
検索の候補
腺病
“腺病質”のふりがなが多い著者
原口統三
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
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