脚立きやたつ)” の例文
私は下足番として、浅黄の染抜の法被はつぴの上に白い前垂をかけて、入口の隅に小さな脚立きやたつに腰掛けて客を待つて居た。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
吾がわらべ鐘にとどかず脚立きやたつよりのびあがりうつかほ仰向あふむけて
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
吾がわらべ鐘にとどかず脚立きやたつよりのびあがりうつかほ仰向あふむけて
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)