肉皿アントレ)” の例文
「ほどなく肉皿アントレも参りましょう。では紳士ならびにご令嬢、どうぞお席へ、前菜オオ・ドオヴルでも始めることに致しましょう」と威儀を正して披露アノンセした。
わたくしはこれから、次の肉皿アントレの仕度にかかりますから、もう少々お待ちを願いましょう」といって、脚の一本ない古風な翼琴クラヴサンのそばへ行き、ものしずかにブラアムスの「子守歌」を弾き始めた。
肉皿アントレにはつぐみを差し上げようと思っているのですが、実はその鶫なるものはまだ糸杉シープレスてっぺんの巣の中で眠っているのです、なにしろね、鶫なんてやつは目覚めざといからこうやって、子守歌でも聴かせて