“アントレ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肉皿25.0%
お入りなさい25.0%
副皿25.0%
間皿25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ほどなく肉皿アントレも参りましょう。では紳士ならびにご令嬢、どうぞお席へ、前菜オオ・ドオヴルでも始めることに致しましょう」と威儀を正して披露アノンセした。
わたくしはこれから、次の肉皿アントレの仕度にかかりますから、もう少々お待ちを願いましょう」といって、脚の一本ない古風な翼琴クラヴサンのそばへ行き、ものしずかにブラアムスの「子守歌」を弾き始めた。
コン吉がこの島中をね廻って買い集めた肉や菓子や、あるいは野菜や乾物や、——これらはタヌのはなはだ飛躍した手腕によって、お伽噺とぎばなし風のスウプとなり、童謡風の副皿アントレとなったが、八匹の悪魔は
間皿アントレは季節柄ラ・ベカッセ・シヴリである。山鷸やましぎを血のしたたるまま、十五分間煮る。他に色の好いシャンピニヨンを、十二個薄切にしてバタで半焼にする。
食魔に贈る (新字新仮名) / 岡本かの子(著)