“職権”の読み方と例文
旧字:職權
読み方割合
しょっけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに軍事または外交に従事する人々は、たとえ大いにその手腕しゅわんふるわんとしても職権しょっけん以外に出られぬ。ゆえに僕は職務以外のことに手を出せ口を出せというにあらぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
職権しょっけん行使こうししているのに対し、きみはそれをとやかくいう権利はない」
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「青竜王のいるところが分りました。いま電話局で調べさせたんです。青竜王せんせい、いま竜宮劇場の中から電話を掛けたんです。私は青竜王に一応訊問じんもんするため、職権しょっけんをもって拘束こうそくをいたしますから……」
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)