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翳
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くも
ふりがな文庫
“
翳
(
くも
)” の例文
黙つて此様を見て居た忠志君の顔には、胸にある不愉快な思が、自づと現れて来るのか、何様渋い
翳
(
くも
)
が漲ツて、
眉間
(
みけん
)
の肉が時々ピリ/\と動いた。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
心なしか、こよいは、灯も鮮やかに、
翳
(
くも
)
りなく
点
(
とも
)
って、なんとなく胸も花やぐようなと、
灯占
(
ひうら
)
をたてていたが——
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
四一三 月の
翳
(
くも
)
り無く、淨く澄み、明なる如く、變化的生存の愛已に盡きたる人を我は婆羅門と謂ふ。
法句経
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“翳”の解説
翳(えい)は、殹・不光ともいい、春秋戦国時代の越の君主。
(出典:Wikipedia)
翳
漢検1級
部首:⽻
17画
“翳”を含む語句
陰翳
目翳
幻翳
翳扇
振翳
差翳
雲翳
底翳
一翳
翳塞
片翳
隱翳
翳見
翳蔽
翳影
突翳
横翳
掩翳
指翳
持翳
...