トップ
>
翠嶂
>
すいしょう
ふりがな文庫
“
翠嶂
(
すいしょう
)” の例文
原始的にしてまた未来の風景がこの水にある。船は
翠嶂
(
すいしょう
)
山の下、
深沈
(
しんちん
)
とした
碧潭
(
へきたん
)
に来て、その
棹
(
さお
)
をとめた。
清閑
(
せいかん
)
にしてまた
飄々
(
ひょうひょう
)
としている。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
翠嶂
(
すいしょう
)
山と呼ぶこのあたり、何かわびしい岩礁と
白砂
(
はくさ
)
との間に高瀬舟の幾つかが水にゆれ、波に漂って、
舷々
(
げんげん
)
相摩
(
あいま
)
するところ、
誰
(
たれ
)
がつけたかその名も香木峡という。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
翠
漢検準1級
部首:⽻
14画
嶂
漢検1級
部首:⼭
14画
“翠”で始まる語句
翠
翠巒
翠色
翠微
翠緑
翠帳紅閨
翠簾
翠紗
翠帳
翠暫