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羊齒
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しだ
ふりがな文庫
“
羊齒
(
しだ
)” の例文
新字:
羊歯
それから又苔類、
士馬※
(
すぎごけ
)
類、
羊齒
(
しだ
)
類、
木賊
(
とくさ
)
類、
蘇鐵
(
そてつ
)
類、
公孫樹
(
いてふ
)
類、被子植物の中の單、雙子葉顯花植物類等にも、發光する種類があるさうだ。
光る生物
(旧字旧仮名)
/
神田左京
(著)
妙見越
(
めうけんごえ
)
を過ぎると頂上で、杉の大木が密生して居る。そこにも
羊齒
(
しだ
)
や笹の疎らな間にほつほつと胡蝶花の花がさいて居る。一層しをらしく見える。
炭焼のむすめ
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
その松林が燒けるとバラやイチゴや
羊齒
(
しだ
)
類の坊主山になるが、そこに少しでも熊笹の根があると、すべてがこの笹の繁殖の爲めに征服されてしまふ。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
その馬道は
羊齒
(
しだ
)
の
土堤
(
どて
)
の間を通り、ヒースの茂りを
縁取
(
ふちど
)
つてゐる荒れ果てた幾つかの小さな牧場
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
月光の中にうかびいづる
羊齒
(
しだ
)
わらび 松の木の枝
青猫
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
▼ もっと見る
羊齒
(
しだ
)
の匂、
藺
(
ゐ
)
の匂がする。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
山稼ぎの女はいくらあるか知れぬがお秋さん程のものは甞て似たものさへも見ないのである。彼等とならんだお秋さんは
恰
(
あたか
)
も
羊齒
(
しだ
)
の中の胡蝶花の花である。
炭焼のむすめ
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
月光の中にうかびいづる
羊齒
(
しだ
)
わらび 松の木の枝
定本青猫:01 定本青猫
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
ぞくぞくと這へる
羊齒
(
しだ
)
植物 爬蟲類
青猫
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
羊
常用漢字
小3
部首:⽺
6画
齒
部首:⿒
15画
“羊齒”で始まる語句
羊齒草