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羅卒
ふりがな文庫
“羅卒”の読み方と例文
読み方
割合
らそつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らそつ
(逆引き)
幸い夜を
警
(
いまし
)
める
羅卒
(
らそつ
)
にも逢わず、
漸
(
ようや
)
く阿部川町の家に辿り着いた綾麿は、綿の如く疲れて居りました。格子を開けて
轉
(
ころ
)
げ込むと
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして、兵士や
羅卒
(
らそつ
)
になることは、彼ら——
扶持
(
ふち
)
をうばわれた昨日の武士にとっては、農夫や町人に変ることよりもより容易な方法であったにちがいない。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
そのとき、彼は秋蘭の姿をちらりと見た。彼女は旗の傍で、工部局属の支那の
羅卒
(
らそつ
)
に腕を持たれて引かれていった。しかし、忽ち流れる群衆は、参木の視線を妨害した。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
羅卒(らそつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
卒
常用漢字
小4
部首:⼗
8画
“羅”で始まる語句
羅馬
羅紗
羅
羅刹
羅宇
羅漢
羅衣
羅列
羅甸
羅生門
“羅卒”のふりがなが多い著者
本庄陸男
横光利一
野村胡堂