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繩暖簾
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なはのれん
ふりがな文庫
“
繩暖簾
(
なはのれん
)” の例文
新字:
縄暖簾
駒形堂の近く、とある
繩暖簾
(
なはのれん
)
へ入つて、平次と八五郎は、間に合せの
煮締
(
にし
)
めなんかで、一合
傾
(
かたむ
)
けた上、これから飯にしようといふ時でした。
銭形平次捕物控:222 乗合舟
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
狹い柳町の通は、
造兵歸
(
ざうへいがへり
)
の職工で、
煑
(
にえ
)
くり返るやうである。
軒燈
(
けんとう
)
が
徐々
(
そろ/\
)
雨の中から光出して、暖かい煙の
這出
(
はひだ
)
して來る
飯屋
(
めしや
)
の
繩暖簾
(
なはのれん
)
の前には、
腕車
(
くるま
)
が幾臺となく置いてある。
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
白山下の
繩暖簾
(
なはのれん
)
に入つて、パイ一に取りかゝる外は無かつたのです。
銭形平次捕物控:284 白梅の精
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
繩
部首:⽷
19画
暖
常用漢字
小6
部首:⽇
13画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
“繩”で始まる語句
繩
繩梯子
繩張
繩目
繩附
繩墨
繩尻
繩付
繩紋式土器
繩飛