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繁子
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しげこ
ふりがな文庫
“
繁子
(
しげこ
)” の例文
駒子
(
こまこ
)
を連れて、片岡子爵夫人
繁子
(
しげこ
)
はたたずめるなり。一瞬時、変われる千々岩の顔色は、先方の顔色をのぞいて、たちまち一変しつ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
教師には手近の夫人
繁子
(
しげこ
)
。長州の名ある
士人
(
さむらい
)
の娘にて、久しく英国ロンドンに留学しつれば、英語は大抵の男子も及ばぬまで達者なりとか。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
一
夕
(
せき
)
夫人
繁子
(
しげこ
)
を書斎に呼びて懇々浪子の事を託したる後、同十三日
大纛
(
だいとう
)
に
扈従
(
こしょう
)
して広島大本営におもむき、翌月さらに
大山大将
(
おおやまたいしょう
)
山路
(
やまじ
)
中将と前後して
遼東
(
りょうとう
)
に向かいぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
繁
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“繁”で始まる語句
繁
繁昌
繁々
繁茂
繁華
繁盛
繁殖
繁吹
繁文縟礼
繁多