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縋着
ふりがな文庫
“縋着”の読み方と例文
読み方
割合
すがりつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すがりつ
(逆引き)
ずぶ
濡
(
ぬれ
)
の、
一所
(
いつしよ
)
に
包
(
つゝ
)
んだ
草
(
くさ
)
の
葉
(
は
)
に、
弱々
(
よわ/\
)
と
成
(
な
)
つて、
其
(
そ
)
のまゝ
縋着
(
すがりつ
)
いたのもあつたから、
手巾
(
ハンケチ
)
は
其
(
それ
)
なりに
土手
(
どて
)
に
棄
(
す
)
てて
身
(
み
)
を
起
(
おこ
)
した。
月夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
未来で会ったら一生懸命に
縋着
(
すがりつ
)
いていて離れるな。己のような邪魔者の入らないように用心しろ。きっと離れるなよ。先生なんぞ持つな。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「お前様、何といっても、」と空しく手を
掉
(
ふ
)
って、伸上った、婆は
縋着
(
すがりつ
)
いても放したくない。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
縋着(すがりつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
縋
漢検1級
部首:⽷
16画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“縋”で始まる語句
縋
縋付
“縋着”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花