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縁端
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えんはし
ふりがな文庫
“
縁端
(
えんはし
)” の例文
私の行った時は、叔父は黒無地の着物に白い
巻帯
(
まきおび
)
をしめ、表の
縁端
(
えんはし
)
に
踞
(
しゃが
)
んで
盆栽
(
ぼんさい
)
の手入れをしていた。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
ゆうべの
宿直
(
とのい
)
、大高源吾は、
縁端
(
えんはし
)
に手をつかえて、内匠頭の眉を見上げながら
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と
縁端
(
えんはし
)
に遠慮して遠くで顔をふって、あやしたが
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
縁端
(
えんはし
)
を見
遣
(
や
)
ると、
小姓
(
こしょう
)
がひとりで端坐している。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“縁”で始まる語句
縁
縁側
縁起
縁日
縁先
縁故
縁喜
縁付
縁談
縁者