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緑楊
ふりがな文庫
“緑楊”の読み方と例文
読み方
割合
りょくよう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょくよう
(逆引き)
緑楊
(
りょくよう
)
水にひたり若草
烟
(
けむ
)
るが如き一隅にお人形の住家みたいな可憐な美しい楼舎があって、いましもその家の中から召使いらしき者五、六人、走り出て空を仰ぎ
竹青
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
遼陽城外、すべて
緑楊
(
りょくよう
)
の村である。
秋雨
(
あきさめ
)
の晴れたゆうべに宿舎の
門
(
かど
)
を出ると、斜陽は城楼の壁に
一抹
(
いちまつ
)
の
余紅
(
よこう
)
をとどめ、水のごとき雲は
喇嘛
(
ラマ
)
塔を
掠
(
かす
)
めて流れてゆく。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
緑楊(りょくよう)の例文をもっと
(2作品)
見る
緑
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
楊
漢検準1級
部首:⽊
13画
“緑”で始まる語句
緑
緑色
緑青
緑玉
緑葉
緑雨
緑林
緑門
緑金
緑蔭
“緑楊”のふりがなが多い著者
岡本綺堂
太宰治