“緊縛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんばく85.7%
しっちば14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は手と足とを緊縛きんばくした皮帯の間から外すことに、なおも熱心だった。そのおかげか、まず右足が皮帯の間からズルズルと抜けた。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
両腕は背にまわされ、多分しめていた兵児帯で後手うしろで緊縛きんばくされているのだろう、その端がいんこう部に二まわりばかり堅くくくられている。
殺人鬼 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
不動様が出てござらっしゃって、左の手で母親おふくろの腹ア緊縛しっちばって、せつないと思って眼え覚めた、申子もうしごでゞもありますかえ、それから母親がおっぱらんで、だん/″\腹がでかくなって
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)