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綴布
ふりがな文庫
“綴布”の読み方と例文
読み方
割合
つぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎ
(逆引き)
私は彼の上衣の有様も覚えているが、彼は二階の自分の部屋でそれに
綴布
(
つぎ
)
をあて、死ぬ前にはそれはまったく綴布だらけだった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
所々
綴布
(
つぎ
)
の入つた腰迄の紺の
厚衣
(
あつし
)
を、腹まで見える程ゆるく素肌に着て、細い木綿
絞
(
しぼり
)
の帯を横に結んで、其結目の所に鼠色に垢のついた汗拭を
垂
(
さ
)
げて居た。
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
与里は毎日の詰襟服を身に着けて、さらに又ドス黒い厚
羅紗
(
らしゃ
)
の、膝から下へだらしなく垂れ落ちた冬の外套を纏うてゐた。それは破れて、肱や
衣嚢
(
かくし
)
は
綴布
(
つぎ
)
だらけであつた。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
綴布(つぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
綴
漢検準1級
部首:⽷
14画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“綴”で始まる語句
綴
綴方
綴込
綴糸
綴喜
綴錦
綴織
綴字
綴文
綴合
“綴布”のふりがなが多い著者
加能作次郎
ロバート・ルイス・スティーブンソン
坂口安吾