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絣
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かす
ふりがな文庫
“
絣
(
かす
)” の例文
白い
雨外套
(
あまがいとう
)
を着た職工風の男が一人、
絣
(
かす
)
りの着流しに
八字髯
(
はちじひげ
)
を
生
(
はや
)
しながらその顔立はいかにも田舎臭い四十年配の男が一人、
妾
(
めかけ
)
風の
大丸髷
(
おおまるまげ
)
に
寄席
(
よせ
)
芸人とも見える
角袖
(
かくそで
)
コートの男が一人。
寺じまの記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“絣”の解説
絣(かすり)は、織物の技法の一つで、絣糸(かすりいと)、すなわち前もって染め分けた糸を経糸(たていと)、緯糸(よこいと、ぬきいと)、またはその両方に使用して織り上げ、文様を表すものである。「絣」は日本および琉球の織物を指す用語であるが、これに類した織技は東南アジアをはじめ世界各地にみられ、マレー語/インドネシア語で「縛る、括る」を意味する「イカット」(ikat)という語で呼ばれている。
(出典:Wikipedia)
絣
漢検1級
部首:⽷
12画
“絣”を含む語句
紺絣
矢絣
久留米絣
白絣
雨絣
薩摩絣
染絣
紫矢絣
大島絣
蚊絣
銘仙絣
伊予絣
白絣姿
飛絣
茶絣
色絣
矢筈絣
絵絣
絣模様
絣柄
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