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紺合羽
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こんがっぱ
ふりがな文庫
“
紺合羽
(
こんがっぱ
)” の例文
旅商人
(
たびあきんど
)
の男は、小風呂敷の中に包んでいた
紺合羽
(
こんがっぱ
)
を、ひらっと、
燕
(
つばくろ
)
みたいに引っかけると、前かぶりに笠を抑えて
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
頓馬
(
とんま
)
な声を出して、初めてうしろに気がつくと、笠を縁がわへ押ッぽり出し、
紺合羽
(
こんがっぱ
)
の片袖を撥ねて、きせるの
雁
(
がん
)
首で無断に座敷の
煙草盆
(
たばこぼん
)
を引きよせている
自称
(
じしょう
)
珍客様。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
紺
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
“紺”で始まる語句
紺
紺青
紺碧
紺屋
紺絣
紺飛白
紺暖簾
紺足袋
紺羅紗
紺青色